ベンツGLSの認定中古車は買いか|保証の中身と一般中古との差

中古車展示場に並ぶ大型SUVと保証書のイメージ

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中古のベンツGLSを探していると、同じような年式でも「認定中古車」は値段が高めに見えますよね。その差を払う価値があるのか、迷う方も多いはずです。

結論から言うと、GLSは修理費が大きくなりやすい装備が多い車なので、保証の付いた認定中古車を選ぶ意味は大きい方です。ただ、全員に必要というわけではありません。

この記事を読めば、認定中古車と一般の中古車の違いと、自分はどちらを選ぶべきかが分かります。

目次

ベンツGLSの認定中古車とは?

先に結論

メルセデス・ベンツの認定中古車(サーティファイドカー)は、正規ディーラーが点検・整備をして、保証を付けて売る中古車です。GLSでは、エアサスやMBUXなど修理費が大きくなりやすい部分まで保証の範囲に入るかが選ぶ理由になります。

メルセデス・ベンツの正規販売店では、自社で点検・整備した中古車を「メルセデス・ベンツ認定中古車」として販売しています。

一般の中古車販売店で売られている車との違いは、主に3つです。

  • 正規ディーラーの基準で点検・整備されている
  • メーカー系の中古車保証が付いている
  • 買った後の点検や修理を正規ディーラーで受けやすい

保証の年数や、どこまでが対象になるかは時期や車両で変わることがあります。購入前に、販売店で保証書の中身を確かめておきましょう。

認定中古車と一般の中古車は何が違う?

『同じGLSなら、どこで買っても中身は同じでは?』と思いますよね。

車そのものは同じでも、買う前の点検と、買った後の保証が違うんです。

比べるところ認定中古車一般の中古車
売っている所正規ディーラー(認定中古車センター等)一般の中古車販売店・買取店系
点検・整備ディーラーの基準で実施販売店ごとに違う
保証メーカー系の中古車保証販売店の独自保証・保証なしもある
保証の対象主要な部品の幅広い範囲(内容は要確認)プランによって大きく違う
車両の出どころ正規輸入車が中心正規輸入車も並行輸入車も混ざる
価格高めになりやすい安めのものも見つかる

日本の正規輸入車のGLSは全車右ハンドルで、全車4MATIC(四輪駆動)・9速ATです。左ハンドルのGLSが売られていたら、並行輸入車の可能性が高いので気をつけましょう。

正規と並行の違いはベンツGLSは正規ディーラーと並行輸入どちらで買う?で詳しく比べています。

ベンツGLSの認定中古車と一般中古車の違いの図解

価格差はどれくらい?保証の値段で考える

認定中古車と一般の中古車の価格差は、年式・走行距離・装備で車ごとに違います。

決まった金額では言えないので、ここでは「差額で何を買っているのか」を考えてみましょう。

実は、価格差の中身は「点検・整備の費用」と「保証の値段」なんです。

一般の中古車で買う時に別にかかりうるもの中身確かめ方
納車前の整備オイル・ブレーキ・消耗品の交換整備の明細を出してもらう
延長保証販売店や保証会社の有料保証保証の対象部品と上限額を見る
ディーラーでの点検買った後に正規ディーラーで見てもらう点検費用の見積もりを聞く
初期の不具合の修理保証が無い場合は自己負担保証の有無と期間を確かめる

一般の中古車の価格に、これらを足した金額を出してみてください。それと認定中古車の価格を比べると、差額が高いのか安いのかが見えてきます。

『安い一般中古で浮いたお金で、修理すればいいのでは?』という考え方もあります。

ただGLSの場合、1回の修理が大きくなりやすい部品が多いんです。次で見ておきましょう。

GLSで認定中古車を選ぶ価値が大きい理由

GLSは、大きくて装備が多い車です。そのぶん、壊れた時の修理費も大きくなりやすいところがあります。

修理費が大きくなりやすい部分GLSの装備中古で気をつけたいこと
足回りエアマチック(エアサスペンション)車高の偏り・警告灯・異音
電装MBUX・大型ディスプレイ画面の反応・ナビやカメラの動き
シート3列すべて電動調整全部の席が動くか
排ガス浄化(450 d・400 d)AdBlue(尿素水)のシステム警告表示が出ていないか
タイヤ・ホイール23インチ・前後異径(450 d Night Edition)溝の残りと傷
ベンツGLSの中古車で修理費が大きくなりやすい5つの部分の図解

例えば、エアサスの部品は1か所の交換でもまとまった金額になりがちです。保証で直せるかどうかで、負担がかなり変わります。

エアサスの仕組みと修理費の目安はベンツGLSのエアマチックと故障・修理費で、故障しやすい箇所の全体はベンツGLSの故障しやすい箇所と修理費でまとめています。

中古GLSでよくある失敗

保証なしの格安車を買い、数か月後にエアサスやセンサーの不具合が出て、価格差以上の修理費がかかってしまう。

保証があるかないかで、買った後の安心感はかなり変わります。修理の見積もりを見て慌てないためにも、ここは価格と同じくらい大事に見ておきたいところです。

認定中古車が向く人・一般の中古車が向く人

ここまでの話をまとめると、どちらを選ぶかは「修理のリスクをどこまで自分で持てるか」で決まります。

認定中古車が向く人
  • 輸入車の修理費に慣れていない
  • 買った後の点検も正規ディーラーに任せたい
  • 数年乗って、修理の心配を減らしたい
  • 走行距離が多めの年式も候補にしたい
一般の中古車でも検討できる人
  • 輸入車に強い整備工場を知っている
  • 延長保証を自分で付けて比べられる
  • 価格を優先して、条件の良い個体を自分で探せる

『自分はどっちだろう?』と迷う方は、認定中古車を基準にして、一般の中古車を比べるやり方がおすすめです。

基準があると、一般の中古車が本当に安いのかどうかを判断しやすくなります。

新車と認定中古車で迷ったら

『もう少し出せば新車に手が届くかも』と迷う方もいるはずです。

2026年7月時点の新車は、450 d 4MATIC Night Editionが1,534万円(消費税込)です。新車には新車保証が付き、色や装備も自分で選べます。

比べるところ新車認定中古車
価格1,534万円〜(2026年7月時点・450 d Night Edition)年式・距離で車ごとに違う
保証メーカーの新車保証メーカー系の中古車保証
色・装備自分で選べる在庫の中から選ぶ
納期注文から時間がかかることも在庫があれば早い
値引き交渉の余地がある付属品や条件の相談が中心

認定中古車は、すぐに乗れることと、新車より初期費用を抑えられることが魅力です。一方で、色や装備にこだわりがあるなら、新車の方が満足しやすいこともあります。

両方の見積もりを並べて、総額と保証の中身で比べてみてください。

認定中古車を買う前に確かめたいこと

認定中古車でも、確かめておきたいことはあります。保証が付くからといって、何も見ずに決めるのはもったいないですよね。

認定中古車の購入前チェック
  • 保証の期間と、対象になる部品・ならない部品
  • 保証を延長できるか、その費用はいくらか
  • 整備記録(メンテナンスの履歴)が残っているか
  • 前期型(400 d等)か後期型(450 d等)か
  • タイヤの溝の残りと、交換時期の目安
  • エアサスやAdBlueの警告が出ていないか

販売店では、こんなふうに聞いてみるとスムーズです。

「この車の保証で、エアサスとMBUXの不具合は対象になりますか?」
「はい、対象部品の一覧をお見せしますね」

その場で一覧を見せてもらえれば、あとで『対象外だった』と困ることが減ります!

前期型と後期型の違いも確かめる

現行の2代目GLS(X167)は、2020年3月に日本で発売されました。2023年12月のマイナーチェンジで全モデルがISG(48Vマイルドハイブリッド)になり、GLS 400 dはGLS 450 dに名前が変わっています。

中古で見かけるのは、前期の400 dと580、後期の450 dと580が中心です。年式の選び方はベンツGLSの中古車の選び方で詳しくまとめています。

認定中古車でも値段の相談はできる?

『認定中古車は値段が決まっているから、交渉はできないよね?』と思う方も多いはずです。

車両本体の値引きは小さめでも、付属品やメンテナンスの条件で相談に乗ってもらえることはあります。

例えば、次のような点です。

  • 納車前にタイヤを新しくしてもらえるか
  • 保証の延長を条件に含めてもらえるか
  • フロアマットなどの純正アクセサリーを付けてもらえるか

どこまで応じてもらえるかは店と車両で変わります。無理な値引きを求めるより、乗り出し後にかかるお金を減らす方向で話すと、まとまりやすいですよ!

保証を延長する時の考え方

認定中古車の保証は、有料で延長できる場合があります。

GLSのように修理費が大きくなりやすい車では、延長保証の価値も高めです。ただ、乗る年数が短いなら付けなくてもいい、という考え方もあります。

乗る予定の年数延長保証の考え方
2〜3年で手放す元の保証期間で足りるか確かめる
4〜5年以上乗る延長した場合の費用と対象部品を比べる
走行距離が多い距離の上限があるかを確かめる

延長の費用と対象部品は車両ごとに違うので、見積もりの段階で一緒に出してもらいましょう。

新車と迷っている段階なら、販売店で「新車と認定中古車の両方の見積もりを見たい」と伝えてみましょう。同じ店で並べてもらうと、条件の違いがひと目で分かります。

保証の内容まで同じ紙に書いてもらえれば、あとで家族と相談する時にも説明しやすくなります。

認定中古車はどこで探す?

認定中古車は、正規ディーラーの中古車センターや、メルセデス・ベンツの認定中古車の検索サイトで探せます。

一般の中古車と並べて比べたいなら、中古車ポータルで年式・走行距離・価格の条件を絞って、在庫を見てみるのが早いです。

ベンツGLS買いたいドットコム

ベンツGLSの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベンツGLSの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

無料今の車の買取相場を調べる

※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

条件を絞る時は、まず年式と走行距離で範囲を決めて、そのあとで色や装備を見ていくと迷いにくくなります。

もし新車と迷っているなら、新車の値引きの考え方も見ておくと比べやすくなります。ベンツGLSの値引き相場と交渉の順番で、新車の交渉の順番をまとめています。

よくある質問

ベンツGLSの認定中古車は、一般の中古車よりいくら高いですか?

年式・走行距離・装備で車ごとに違うため、決まった金額では言えません。一般の中古車に整備費と延長保証の費用を足した金額と比べてみると、差額の妥当さが判断しやすくなります。

認定中古車の保証はどこまで対象になりますか?

保証の内容は時期や車両で変わることがあります。エアサスやMBUXなど修理費が大きくなりやすい部品が対象かどうか、購入前に保証書の対象部品一覧で確かめておきましょう。

並行輸入のGLSは認定中古車になりますか?

認定中古車は正規輸入車が中心です。左ハンドルのGLSは並行輸入車の可能性が高いので、販売店で確かめてみてください。

認定中古車なら故障しませんか?

点検・整備されていても、中古車なので故障しないとは言えません。保証の期間と対象を確かめて、故障した時に保証で直せる状態にしておくのが大事です。

まとめ

この記事の要点
  • 認定中古車は正規ディーラーが点検・整備し、保証を付けて売る中古車
  • 一般の中古車との価格差は、整備と保証の値段として考えると比べやすい
  • GLSはエアサス・MBUX・電動シートなど修理費が大きくなりやすい装備が多い
  • 輸入車の修理に慣れていないなら、認定中古車を基準に選ぶのが安心
  • 保証の対象部品と整備記録は、購入前に確かめておきたい
ベンツGLS買いたいドットコム

ベンツGLS買いたいドットコム 編集部

ベンツGLSの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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