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ベンツGLSが気になっているけれど、『輸入車の大きいSUVって、すぐ壊れるんじゃないの?』と不安になりますよね。
結論から言うと、GLSは「壊れやすい車」というより、部品が多く1回の修理費が大きくなりやすい車です。気をつける箇所は、エアサス・バッテリー・AdBlue(450 d)・電装品の4つにほぼ絞れます。この記事では、それぞれの症状と修理費の考え方、故障を減らすコツまでお伝えします。
ベンツGLSは本当に壊れやすい?
まずは「壊れやすい」と言われる理由から見ていきましょう。
実は、GLSのエンジンや変速機そのものが特別に弱いという話はあまり聞きません。よく言われるのは、装備の多さから来る小さな不具合と、その修理費の高さなんです。
| 言われる理由 | 実際のところ |
|---|---|
| 装備が多い | 3列すべて電動シート、エアサス、MBUXなど電気で動く部品が多い |
| 車体が重い | 450 dで車両重量2,610kg。足回りやタイヤへの負担が大きい |
| 部品代が高い | 輸入車の大型SUVで、部品の値段と作業代が上がりやすい |
| 診断に専用機が要る | 故障の特定やバッテリー交換後の作業にディーラーの機器を使うことがある |
『つまり、故障の回数より、1回の金額がこわいってこと?』と思った方、その通りです。
GLSで気をつけたいのは「エアサス」「バッテリー」「AdBlue(450 dのみ)」「電装品」の4つです。保証が効いている間に症状を伝えて直しておくこと、保証が切れる前後で乗り続けるか売るかを考えておくことが、出費を抑える一番の方法です。

故障しやすいと言われる箇所と症状
ここからは、箇所ごとに出やすい症状を見ていきます。
エアサス(エアマチック)
GLSの足回りはエアマチック(エアサスペンション)です。空気の力で車高を保つので、乗り心地がとてもいいんです。
ただ、空気を送るコンプレッサーや、空気をためるエアバッグ部分は消耗していきます。よく言われる症状は次の通りです。
- 一晩置いたら車体の片側だけ下がっている
- 車高を上げる時にいつもより時間がかかる
- メーターに足回りの警告が出る
- コンプレッサーの作動音が長く続く
例えばこんな場面がよくあります。
「朝、車の前だけ少し沈んでいる気がする」「走り出したら元に戻ったから大丈夫かな」
いったん戻っても、空気が少しずつ抜けている合図のことがあります。早めに点検を受けておくと、ほかの部品への負担も抑えられます。
エアサスの仕組みと修理の考え方はベンツGLSのエアマチックと故障・修理費で詳しく書いています。
バッテリー
GLSは全車ISG(48Vマイルドハイブリッド)を積んでいます。いつもの12Vのバッテリーに加えて、ISG用の電気の仕組みを持っているんです。
電気で動く装備が多いぶん、バッテリーが弱ると不具合が出やすくなります。次のような症状が出たら、まずバッテリーを疑ってみてください。
- エンジンのかかりが悪い
- メーターにいくつも警告が同時に出る
- 電動シートやテールゲートの動きがおかしい
- しばらく乗らないと始動しにくい
AdBlue(450 dのみ)
450 dはディーゼルなので、排ガスをきれいにするAdBlue(尿素水)を使います。補充を忘れると、警告のあとにエンジンがかからなくなる仕組みです。
故障というより「補充忘れ」と「関連部品の不具合」に分かれます。補充の時期と費用はベンツGLSのAdBlue補充でまとめています。
電装品・センサー
MBUX(インフォテインメント)、運転支援の「インテリジェントドライブ」、各所のセンサーなど、電子部品の数はとても多いです。
画面が固まる、センサーの警告が出るといった症状は、ソフトの更新や再起動で直ることもあります。慌てずにディーラーで診てもらうのが一番です。
修理費はどれくらいかかる?
ここが一番気になるところですよね。
ただ、GLSの修理費は、年式・走行距離・頼む工場・純正か社外品かで大きく変わります。このサイトでは、確かめられない金額を「何万円」とは書きません。かわりに、金額の大きさの目安をまとめました。
| 箇所 | 費用の大きさの目安 | 金額が変わる要因 |
|---|---|---|
| 12Vバッテリー交換 | 数万円程度から | バッテリーの種類・交換後の登録作業の有無 |
| エアサス(1か所) | 数万円から数十万円程度 | 直す部品・左右同時に替えるか |
| エアサスのコンプレッサー | 数十万円程度になることも | 純正か社外品か |
| AdBlue関連部品 | 数万円から数十万円程度 | センサーかタンク周りか |
| センサー・電装品 | 数万円程度から | 部品の場所と診断の手間 |
| タイヤ4本(23インチ) | 高額になりやすい | 銘柄・ランフラットか・前後異径 |

450 dのタイヤは前285/40R23・後325/35R23の前後異径です。前後でローテーションできないので、減り方を見ながら交換していきましょう。費用の考え方はベンツGLSのタイヤサイズと交換費用で書いています。
1か所の部品交換で済むのか、関連部品もまとめて替えるのかで金額は大きく変わります。「どこまで替えるか」「替えないと何が起きるか」を作業の前に聞いておくと、思っていたより高かったということを減らせます。
バッテリー交換で知っておきたいこと
「ベンツGLS バッテリー 交換」で調べる方も多いので、ここだけ少し詳しく書いておきますね。
輸入車では、バッテリーを替えたあとに車両側へ新しいバッテリーを登録する作業が必要な場合があります。登録をしないと、充電の制御がうまく働かないことがあるんです。
『カー用品店で替えてもいいの?』と迷いますよね。対応できる店もありますが、GLSのように電気で動く装備が多い車は、ディーラーか輸入車に慣れた工場で頼む方が安心です。
- 症状(始動しにくい・警告の多発)をメモしておく
- ディーラーか輸入車に強い工場でバッテリーを点検してもらう
- 交換が必要なら、バッテリーの種類と登録作業の有無を確かめる
- 交換後、警告が消えているか・電動装備が動くかを確かめる
しばらく乗らない期間がある方は、バッテリーが弱りやすくなります。週に1回、30分ほど走るだけでも違ってきます。
故障を減らすために普段からできること
実は、大きな修理の多くは、小さなサインを見逃したところから始まります。
例えばこんな場面です。
「最近、朝だけ車高が低い気がする」「でも走れるから様子見でいいか」
この「様子見」が長くなるほど、ほかの部品にまで負担が広がることも。気になったら早めに伝えておきましょう。
- 駐車した翌朝、車体が傾いていないか見る
- メーターの警告灯をそのままにしない
- オイル交換と点検を決まった時期に受ける
- 450 dはAdBlueの残量表示を気にかけておく
- タイヤの空気圧と減り方を月に1回は見る
オイル交換の時期と量はベンツGLSのオイル交換でまとめています。点検にかかるお金を年単位で見たい方は、ベンツGLSの維持費も参考にしてみてください。
保証が効いているうちに伝えておく
新車保証が効いている間なら、不具合の修理は無償になることがほとんどです。保証の年数と中身は時期で変わることがあるので、ディーラーで確かめておきましょう。
中古で買う時に見ておきたいところ
中古のGLSを探している方は、『前の持ち主がどう乗っていたか』が気になりますよね。
実は、故障の心配は年式よりも「整備の記録」で見えてくることが多いんです。
- 点検記録簿が残っていて、定期点検を受けているか
- エアサスの車高が左右でそろっているか
- メーターに警告灯が点いていないか
- 450 dならAdBlue関連の修理歴があるか
- バッテリーの交換時期が分かるか
販売店で「この車、エアサスやバッテリーは替えていますか?」と一言聞くだけでも、買ったあとの出費の見通しが立てやすくなります。
中古で買う方は、メルセデス・ベンツ認定中古車(サーティファイドカー)を選ぶと保証が付きます。保証の中身はベンツGLSの認定中古車で書いています。
修理はディーラーと専門店どちらに頼む?
保証が切れたあとは、修理をどこに頼むかでも金額が変わってきます。
| 頼む先 | いいところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 正規ディーラー | 専用の診断機と純正部品で直せる | 金額が高めになりやすい |
| 輸入車に強い専門店 | 社外品や再生部品で安くなることも | 店によって得意な車種が違う |
『安い方がいいけど、ちゃんと直るか心配』という方は、ディーラーで原因を診てもらってから、専門店の見積もりと比べる方法もあります。
修理か売るかで迷った時の考え方
保証が切れたあとに大きな修理の見積もりが出ると、『直して乗り続けるか、手放すか』で迷いますよね。
結論から言うと、修理費と「いま売ったらいくらになるか」を並べて比べるのが一番です。
| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 修理費が小さく、まだ長く乗りたい | 直して乗り続ける |
| 修理費が大きく、ほかの箇所も古くなっている | 売った場合の値段と比べる |
| 保証が切れる直前 | 不具合を伝えてから、乗り続けるか考える |
| 次の車がもう決まっている | 修理せずに売った値段を先に確かめる |

故障のある車でも、値段が付かないとは限りません。修理してから売るのが得か、そのまま売るのが得かは、実際の査定額を見てから判断した方が損をしにくいんです。
いまのGLSにいくら付くのか、まずは数字を見ておくと判断が楽になります。
ベンツGLS買いたいドットコム
ベンツGLSの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツGLSの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
売る時の値段の動き方はベンツGLSのリセールバリューで見られます。これから買う方は、値引きの進め方をトップのベンツGLSの値引き相場と限界額で確かめてみてください。
よくある質問
ベンツGLSは壊れやすいですか?
エンジンや変速機が特別に弱いという話はあまり聞きません。電気で動く装備とエアサスが多く、不具合が出た時の修理費が大きくなりやすい車です。保証期間内に症状を伝えておくと出費を抑えられます。
ベンツGLSのバッテリー交換はどこで頼めばいいですか?
ディーラーか輸入車に慣れた工場が安心です。交換後に車両側への登録作業が必要な場合があり、対応できる店かどうかを先に確かめておきましょう。
エアサスの故障はどんな症状で分かりますか?
駐車した翌朝に片側だけ車体が下がっている、車高が上がるのに時間がかかる、足回りの警告が出るといった症状が目安です。気づいたら早めに点検を受けてみてください。
450 dのAdBlueがなくなるとどうなりますか?
残量が少なくなると警告が出て、補充しないままだとエンジンがかからなくなる仕組みです。表示が出たら早めに補充しておきましょう。
故障したGLSでも売れますか?
故障があっても値段が付くことはあります。修理してから売るか、そのまま売るかは、修理費と査定額を並べて比べるのが確実です。
まとめ
- GLSは「壊れやすい」より「1回の修理費が大きくなりやすい」車
- 気をつける箇所はエアサス・バッテリー・AdBlue(450 d)・電装品
- バッテリー交換後は車両側への登録作業が要る場合がある
- 450 dのタイヤは前285/40R23・後325/35R23で、前後でローテーションできない
- 大きな修理が出たら、修理費と査定額を並べて判断する





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