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中古のベンツGLSを見ていると、同じ名前なのに年式で見た目も価格もまるで違っていて、『どれが今のモデルで、どれが旧型なの?』と迷いますよね。
結論から言うと、GLSの名前が付いたのは2016年からで、現行は2020年3月に日本で発売された2代目のX167型です。この記事を読めば、前身のGLクラスから現行までの流れと、型式で年式を見分けるコツが分かります。
ベンツGLSってどんな車?読み方と「何クラス」かを先に確認
まずは基本からいきましょう。
GLSの読み方は「ジーエルエス」です。メルセデス・ベンツのフルサイズ3列シートSUVで、メルセデスのSUVの中で一番上に位置しています。
『GLSって何クラスなの?』という疑問もよく聞きますよね。
メルセデスのSUVは「GL」の後ろに、セダンのクラス名を付けて呼ぶルールがあります。GLSの「S」はSクラスのSで、「SUVのSクラス」と呼ばれるのはこのためです。
| SUVの名前 | 対応するクラスのイメージ | 位置づけ |
|---|---|---|
| GLE | Eクラス | GLSよりひと回り小さい。クーペもある |
| GLS | Sクラス | メルセデスのSUVの最上位。3列シート |
ただし、GLSはSクラスのSUV版というわけではありません。ボディはSUVだけで、GLSにセダンやクーペはありません。
GLSは「ジーエルエス」と読む、メルセデスSUVの最上位モデルです。前身は「GLクラス」で、2016年にGLSへ名前が変わりました。現行は2代目のX167型です。
同じGLSの名前で、3つのブランドがあるのも特徴です。
- メルセデス・ベンツ GLS(450 d/580)
- メルセデスAMG GLS 63
- メルセデス・マイバッハ GLS 600
GLEとの違いが気になる方は、ベンツGLEとGLSの違いで詳しく比べています。
歴代モデルを一覧で見てみましょう
ここがこの記事の本題です。
GLSの歴史は、前身のGLクラスから数えると4つの時期に分けられます。型式(コード)と日本での発売年で並べると、次のようになります。
| 世代 | 型式(コード) | 日本発売 | ポイント |
|---|---|---|---|
| GLクラス 初代 | X164 | 2006年 | 名前は「GL」 |
| GLクラス 2代目 | X166 | 2013年 | GLとしての2代目 |
| 初代GLS | X166 | 2016年4月 | GLからGLSへ改名。2020年3月まで |
| 2代目GLS(現行) | X167 | 2020年3月23日 | 全長5.2m超・3列とも電動シート |
『X166が2回出てくるのはなぜ?』と思った方もいるはずです。
実は、2013年のGLクラスと2016年の初代GLSは、同じX166という型式なんです。2016年に名前をGLSに変えた時、外装と内装を改良していますが、車の大枠は同じです。

「GLとGLSの違い」は名前の変更と考えてOK
よく検索される「GLとGLSの違い」は、この改名のことです。
メルセデスは2010年代半ばに、SUVの名前をGLA・GLC・GLE・GLSのように揃えました。GLクラスはSクラスにあたる最上位なので、GLSになったわけです。
中古車でX166型を見る時は、「GL」として登録された年式と「GLS」として登録された年式が混ざっています。車名だけでなく、年式と型式をあわせて見るのがおすすめです。
型式はどこで確かめる?
『X166やX167って、どこに書いてあるの?』と思った方もいますよね。
X164・X166・X167は、メルセデスが社内で使っている開発コードです。実は、車検証の「型式」の欄には、この番号がそのまま書かれているわけではありません。
| 確かめたいこと | 見る場所 |
|---|---|
| 世代(X166かX167か) | 初度登録年月と車名から判断する |
| 前期か後期か | ディーゼルなら400 dか450 dか |
| 正規ディーラー車か | 販売店に輸入経路を聞く |
| 登録の時期 | 車検証の「初度登録年月」 |
例えば、初度登録が2021年で車名がGLS 400 dなら、X167型の前期型と考えられます。2017年登録のGLSなら、X166型の初代GLSです。
細かい型式番号が気になる時は、販売店に「これはX166ですか、X167ですか」と聞いてみてください。すぐに答えてもらえるはずです。
「GLS」「GLSクラス」「Mercedes-Benz GLS」など、呼び方はいろいろあります。ネットの百科事典では海外の情報が混ざっていることもあるので、日本での発売時期は日本向けの発表で確かめるのが安心です。
現行X167型はいつから何が変わった?
現行のX167型は、日本では2020年3月23日に発売されました。
発売からの主な改良を並べると、こうなります。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2020年3月 | 2代目発売(GLS 400 d 4MATIC/GLS 580 4MATIC Sports ほか) |
| 2021年 | メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC を日本導入 |
| 2023年12月14日 | マイナーチェンジ(後期型)。全モデルISG搭載、400 dが450 dに改名 |
| 2025年6月23日 | 価格改定 |
| 2025年12月16日 | GLS 450 d 4MATIC Night Edition を設定 |
| 2026年7月17日 | 一部仕様変更(現在のラインアップ) |
『前期と後期って、見た目でわかるの?』という方も多いですよね。
2023年12月のマイナーチェンジでは、4本の水平ルーバーが入った新しいグリルや新しいバンパーに変わりました。リアランプの内部も変わっています。
- 全モデルにISG(48Vマイルドハイブリッド)
- ディーゼルの名前は「450 d」
- 4本水平ルーバーの新グリル
- MBUX ARナビゲーションが標準
- ディーゼルの名前は「400 d」
- グリルとバンパーが後期と違う
- 装備の内容は年式で確かめる必要がある
- 中古で選ぶなら後期より価格は下がりやすい
一番分かりやすいのは、ディーゼルの車名です。「400 d」なら前期、「450 d」なら後期と考えて大丈夫です。
例えば、中古車店でこんな会話になったとします。
「このGLSは400 dですね」
「それなら2023年のマイナーチェンジ前の前期型ですね」
車名だけで前期か後期かの見当がつくので、覚えておくと便利です。現行モデルの装備はGLS 450 d Night Editionの解説でまとめています。
現行のGLSは何種類ある?2026年7月時点のラインアップ
「ベンツGLS 種類」で知りたいのは、今買えるモデルのことですよね。
2026年7月時点のメーカー希望小売価格(消費税込)で、現行のラインアップは次の4つです。
| ブランド・グレード | 価格(2026年7月時点・税込) | 乗車定員 |
|---|---|---|
| GLS 450 d 4MATIC Night Edition | 1,534万円 | 7名 |
| GLS 580 4MATIC Sports | 約2,051万円 | 7名 |
| メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+ | 約2,810万円 | 7名 |
| メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC | 約3,260万円 | 4名/5名 |
580・AMG・マイバッハは大手カタログ値のため「約」を付けています。
日本仕様はすべて右ハンドル、四輪駆動の4MATIC、9速ATです。PHEVや2WDはありません。
2025年12月にGLS 450 d 4MATIC Night Editionが登場し、それまでの450 dと置き換わりました。新車で選べる450 dは、今はNight Editionだけです。
価格の詳しい話はベンツGLSの新車価格一覧で、グレードごとの違いはベンツGLSのグレードの違いで比べています。
中古で旧型を選ぶ時はどこを見る?
『新車は高すぎるから、旧型の中古で探したい』という方もいるはずです。
その気持ちは自然です。ただ、世代によって大きさや装備の考え方が変わるので、先に型式で絞っておくと探しやすくなります。
| 探し方の目安 | 見るポイント |
|---|---|
| 現行に近い装備が欲しい | X167の後期型(450 d・2023年12月〜) |
| 現行の形で価格を抑えたい | X167の前期型(400 d・2020年3月〜) |
| GLSの名前で一番手ごろに | X166の初代GLS(2016年4月〜2020年3月) |
| とにかく価格重視 | X166・X164のGLクラス(部品と整備の確認が大事) |
古い世代ほど価格は下がりやすいですが、整備の記録や部品の状態が大事になります。特にエアサスペンションなど、大型SUVならではの部分は確かめておきたいところです。
- 車検証で型式と初度登録年月を確認する
- 「GL」か「GLS」か、ディーゼルは400 dか450 dかを確認する
- 正規ディーラー車か並行輸入車かを確認する
- 点検記録簿で整備の履歴を確認する
- 2019年9月以前の登録なら自動車税の税率も確認する
在庫を年式や型式の条件で絞って見ると、世代ごとの価格の差がつかみやすくなります。
ベンツGLS買いたいドットコム
ベンツGLSの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、ベンツGLSの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
中古の選び方はベンツGLSの中古車の選び方、保証付きで探したい方はベンツGLSの認定中古車は買いかを読んでみてください。

次の新型はいつ出る?
歴代の流れを見ると、次のモデルが気になりますよね。
結論から言うと、次期型(フルモデルチェンジ)の日本での発売は、2026年10月時点で未発表です。ネットにはさまざまな予想が出ていますが、時期や中身はメルセデスから正式に出ていません。
GLクラスから数えると、X164が2006年、X166が2013年、X167が2020年と、日本では6〜7年ごとに世代が変わってきました。ただ、これは過去の間隔で、次も同じになるとは限りません。
新型の時期は、販売店の話やネットの噂でも食い違います。今買うか待つかを決める時は、正式発表された情報だけで判断するのがおすすめです。
今買うか待つかの考え方は、ベンツGLSの新型・フルモデルチェンジはいつ?で詳しく書いています。
新車で買うなら、値引きの考え方も押さえておきましょう。ベンツGLSの値引き相場と限界額で交渉の順番をまとめています。
よくある質問
ベンツGLSの読み方は?
「ジーエルエス」と読みます。メルセデス・ベンツのSUVで最上位のモデルです。
ベンツGLSは何クラスですか?
GLSの「S」はSクラスのSで、「SUVのSクラス」と呼ばれます。ただしボディはSUVだけで、セダンやクーペはありません。
現行のGLSの型式は?
2代目のX167型です。日本では2020年3月23日に発売され、2023年12月にマイナーチェンジを受けています。
X166はGLですか、GLSですか?
どちらもあります。X166は2013年にGLクラスとして登場し、2016年4月にGLSへ名前が変わりました。
前期型と後期型はどう見分けますか?
ディーゼルなら「400 d」が前期型、「450 d」が2023年12月以降の後期型です。後期型はグリルに4本の水平ルーバーが入っています。
まとめ
- GLSの読み方は「ジーエルエス」、メルセデスSUVの最上位で「SUVのSクラス」
- 前身はGLクラス(X164は2006年、X166は2013年に日本発売)
- 2016年4月にX166のままGLSへ改名
- 現行は2代目のX167型で、日本発売は2020年3月23日
- 2023年12月のマイナーチェンジで400 dが450 dに改名
- 次期型の日本発売は未発表





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